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6月から始まり、今月8月で最後となる「中国人気俳優特集」。
6・7・8月と3ケ月連続で中国の人気(イケメン)俳優の作品を紹介してきました。すでに知っていてファンの方も、これから知る方も、これを機会にさらに興味を持ってもらって、推しをたくさん見つけてくださいね!
今回は中国で「国民のボーイフレンド」と呼ばれているリー・シエンを紹介します。
ヤン・ズーと共演した中国ドラマ「Go!Go!シンデレラは片想い」が大ヒット。この作品でファンになった方も多いはず。その後も時代劇、現代劇問わず色々なジャンルのドラマにチャレンジしていますよね。小顔で背が高く日本人寄りのイケメン。どこか安心感を覚えます。
どの作品も素敵なのですが、今日から配信するのはヒューマンラブストリーの「春色の恋人」です。寡黙な難しい役どころでしたが、役に染まり切る姿はさすがの一言。ヒロインのチョウ・ユートンとの息もぴったり。心温まるストーリーにご期待ください。
まずはアジア俳優名鑑からプロフィールをチェックしてみて下さいね!
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あらすじ
生まれ育った故郷・南枰(ナンピン)で遺体整容師として働く陳麦冬(チェン・マイドン)は、高校時代の同級生・荘潔(ジュアン・ジエ)と再会する。休養のため久しぶりに上海から戻ってきた荘潔(ジュアン・ジエ)は、交通事故で右膝下を切断してふさぎがちだった高校生の頃とは別人のように、社交的な性格になっていた。一方、陳麦冬(チェン・マイドン)は、故郷への貢献度が高く、南枰でも一目置かれる存在。しかし今も独身のため、祖母・谷蓓蓓(グー・ベイベイ)の依頼により、南枰の鎮を挙げて結婚相手探しが進められていた。谷蓓蓓(グー・ベイベイ)は、偶然知りあった荘潔(ジュアン・ジエ)のことを気に入り、陳麦冬(チェン・マイドン)と結婚させようとするのだが…。
見どころ紹介
リー・シエンが普通で盛ってなくて、素朴感がとても刺さります。非現実ではない地に足着いた設定がとてもマッチしています。とはいえ、イケメン感は隠せませんので、目を引きますよねー。寡黙な男もそそられます、愁いを帯びたイケメン。

ポーカーフェイスというよりはいつも仏頂面でとっつきにくい。さらに話すといつも心と裏腹のことを言ってしまクセ。でも、回を重ねると、彼のそうなってしまった事情が分かるし、仕事のために過度なまでにすべてを節制している。涙ぐましい努力に、一緒に寄り添いたくなります。

ヒロインのチョウ・ユートン。
彼女の衣装が毎回可愛いくて目を引きます。しかも、全部似合ってました。本人もとてもナチュラルに演じているので、着飾らない感じがストレートに響きます。
いつも明るく前向きですが、本当の悲しさを押し込めているところがリー・シエンと一緒。そこが共鳴しあいます。

2人は高校時代からの同級生。
高校時代のどちらかというと辛い思い出の共有が2人の絆を深くします。なので、大人になって再会するのですが、その絆はなくなってないんですよねー。2人の大人な会話のキャッチボールがとても心地いい。
最初はぎこちない2人ですが、共有する時間が増えてくると後半はリー・シエンがチョウ・ユートンの影響で変わっていきます。その変わり方がとてもナイス!
「こんなに表情豊かでしたっけ?」というくらい、リー・シエンの表情が動き出します。仏頂面からの笑顔、辛口コメントからの優しさにみんなで心を射抜かれましょう。

脇を固める俳優陣が個性豊か!
リー・シエンのおばあちゃんが口は悪いが、心は温かい。
チョウ・ユートンのお母さんがまたすごい!クセ強すぎで毒舌だけど、的を射ているから笑えます。チョウ・ユートンの弟と妹が温かい優しさに溢れています。

リー・シエンの仕事が遺体整容師ですので、物語の根底に「死」が流れています。
そこを美化しすぎず、普通の日常を切り取ったような自然さを身近に感じます。
なので、突き刺さる場面もありますが、じんわりと心に響く場面の方が多く印象的。

他にも、のどかな美しい田舎風景や気持ちを代弁してくれているような歌詞とメロディの挿入歌。全部しっくりくる曲ばかり。色々な角度から作品を盛り上げます。
21話がとても短く感じます、もっと2人を見ていたい!

また都会と地方都市との格差、現代女性の結婚観や、親世代の結婚観が日本と似ていて、親近感がわきます。どの国でも悩みは同じですね、都会か地元、仕事か結婚。
恋愛だけにとどまらない、味わいのある豊かなストーリーをお楽しみください。
視聴はこちらから!
【キャスト】
チョウ・ユートン、リー・シエン
【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。
※アジア俳優名鑑
出展協力:Cinemart