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いよいよ12月、師走になりましたね。
12月、1月は「年末年始特集」として、年末年始の夜更かしに一気見したくなるような作品を紹介していきます。色々なジャンルの中国作品を楽しんでくださいね。
中国で大ブレイク中のチェン・チョーユアン。BS11+でも彼の作品は人気で良く視聴されています。今回はファンタジー作品「宮廷夜想曲<ノクターン> ~私の愛しき狼君(ろうくん)様~」を紹介します。
あらすじ紹介
斉葩(チー・パー)は大夏(だいか)国の公主。仲むつまじい両親を見て育った彼女はいつか彼らのような理想の伴侶を見つけたいと思っていたが、20歳の誕生日に伯母から見合いを迫られ宮殿を逃げ出してしまう。その頃、化獣(かじゅう)族の大王、奎木狼(クイムーラン)は5年前に失った霊力の源・霊珠を捜し大夏の地を訪れていた。斉葩に霊珠の力を感じ取った奎木狼は、気絶した斉葩を化獣国へと連れて帰る。霊珠を体内に宿す者と愛の口づけをすると、霊珠は奎木狼の体内へと戻るという。目覚めた斉葩は化獣族の大王が自分を王妃にすることを知るが、奎木狼は黒い衣装に身を包む謎の人物だった。何とかして大夏へ戻ろうと画策する斉葩。そんな時、大夏で護衛をしていた子魅(ズーメイ)だと名乗るイケメンが現れる。
【キャスト】
ウー・シュエンイー、チェン・チョーユアン、シー・ズーシュン、ワン・ルーチン
見どころ紹介
2015年に絶世の美女とイケメン皇子たちの禁断のラブストーリーが話題となり大ヒットした「太子妃 狂想曲<ラプソディ>」の続編…なのですが、前作を見ていなくても大丈夫です!
とにかく、チェン・チョーユアンを1作品で2度楽しめる、そんな2面性に酔いしれましょう~。

昼は気弱なイケメン、夜はオレ様な狼のチェン・チョーユアン。
まずは夜のイケメン。
覆面をしていてもイケメン感がダダ洩れ、狼になっても男前は弱くならない。そんなオレ様キングですが、ヒロインを一途に思う姿がとてもいじらしい。彼女の気を引くために、恋愛指南書を読み漁る姿が微笑ましい。

そして、昼のイケメン。気弱でヒロインに従いながらも、時々はにかむ様子にキュンキュンさせられます。夜は顔を隠していて昼に全顔が見られると、待ってました感が強くなり、さらにイケメンがアップしたように感じます。

ヒロインにウー・シュエンイー。何かをたくらんでいる時のいたずらっぽい顔が愛らしい。言動もとてもキュートで憎めないキャラクター。衣装がいつも華やかでオシャレ。

個人的には紅袖(ホウシウ)役のワン・ルーチンの恋模様が好きでした。想い人の一挙手一投足に一喜一憂する姿がめっちゃ可愛い!猫の要素が上手く融合していて、しゅんとした表情やちょっとしたしぐさがチャーミング。

その想い人の柳君(リウジュン)役のシー・ズーシュンもなかなか魅力的。ちょっと鈍感なところも好感度大で、この2人の恋の成就を祈りたくなります。

登場人物のキャラがあまり複雑ではなく、いい意味で単純。愛すべきキャラクターが多く、人の良さを感じます。特に化獣(かじゅう)族のキャラ設定は秀逸で、その中でも属性がイタチの蝴蝶(フーディエ)は正義感の強さゆえの強がりもあるのですが、笑いを届けてくれます。そのギャップが面白い。

ラブコメなので笑える場面が多いのですが、後半は切なさも募っていき引き込まれます。奎木狼(クイムーラン)役のチェン・チョーユアンの体の秘密や化獣族をおびやかす陰謀など、最後の最後まで気が抜けない。緩急のつけ方が上手いので、程よい緊張感と軽さで見進められますよ。

一目でわかる相関図はこちら!

【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。
中国時代劇「宮廷夜想曲<ノクターン> ~私の愛しき狼君(ろうくん)様~」視聴はこちらから!
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