犯罪サスペンス×ブロマンス中国ドラマ「光・淵」

ドラマ

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9・10・11月は「話題の中国ドラマ特集」と題して、注目の話題作品を紹介していきます。
現代劇に時代劇、ジャンルも多岐に渡りますので、是非お気に入りの作品を見つけてくださいね。

特集最初の作品は中国ドラマ「光・淵」です。
ドラマ「山河令」や「鎮魂」と同じ原作者priestによる小説「黙読」を映像化した本格サスペンス。
しかも「陳情令」の制作会社&プロデューサー陣が指揮をとっているので、自然とブロマンスへの期待が高まりますね。
中国でも最大級の注目を集めたこの話題作をお見逃しなく!

あらすじ紹介

新南洲最大の自由港、新洲。凶悪事件を扱う特別捜査部(SID)の第六隊長、駱為昭(フー・シンボー)のもとに殺人事件の知らせが入る。被害者は地方出身の若い男で、死体発見現場は薬物の売買や売春など犯罪が多発する地域のため、先に発生していた薬物事件との関連が疑われていた。部下を連れて現場を訪れた駱為昭は、その死体に違和感を覚える。そんな駱為昭の前に現われたのは、裴氏グループの若き総裁、裴溯(チャン・シンチョン)。彼は7年前に起きた事件の関係者で、駱為昭は彼に対して漠然とした闇を感じ、2人の間にはある種のわだかまりができていた。やがてSIDが被害者の人間関係を洗い出す中、突如裴溯の名前が浮上する。犯罪心理学に通じ“零度共感者”の特徴をよく知る裴溯は、犯人の心理を分析し事件を紐解いていく。こうして事件の核心に迫った駱為昭と裴溯だったが、すべてはこれから始まる連続殺人事件の序章でしかなかった…。

【キャスト】
チャン・シンチョン、フー・シンボー

見どころ紹介

まずはベテラン刑事のフー・シンボー。
ちょっとしたくたびれた感じと無精ひげが母性本能をざわつかせます。少し小汚くなりそうなところですが、スッキリした顔立ちなのと、10年後にいい感じに育ちそうな渋さが垣間見えてテンションが上がります。そして、何よりケンカが強い!だから、カッコ良さ倍増。

そして、巨大グループの若き総裁チャン・シンチョン。
闇を抱えた一筋縄ではいかない役を好演。見ている方が辛くなる場面もありますが、フー・シンボーといる時の少し甘えた安心しきった表情が心に残ります。
「家族の名において」を見た人なら、彼の成長ぶりに「大人になったねー。」と目を細めずにはいられません。

回を重ねるごとに2人のバディ感が強まっていきます。ということは、ブロマンスも…期待したいですね。2人は息ぴったりのコンビネーションで、真実に近づいていきます。ただ事件を追うだけでなく、容疑者たちとのやり取りでは言葉に重みがるので、1つ1つの言葉が胸に刺さります。

2人のバディ感だけでなく、フー・シンボーのチームの一体感も良く、全員で、全力で捜査に当たる姿は前のめりで応援したくなります。陶澤役のリウ・イーホンや嵐喬役のシャオ・ユーは特にいいアクセントになっています。他にもそれぞれの個性が際立った俳優陣が物語をけん引します。

特筆すべきは映画のような豪快なアクションや手に汗握るカーチェイス、爆破シーンなど見せ場たっぷりのシチュエーションの連続。ドラマとは思えない迫力のクオリティに目が釘づけです。

事件が次々におこるのですが、流れるような展開で真実に迫ります。点と点がしっかり線になっていくタイミング見ているのが爽快。
物語の土台にチャン・シンチョンの過去や家族が見え隠れするので、最後の最後まで目が離せません。特に後半は怒涛の勢いで…時間を忘れます。

エンディングも主演の2人の楽曲。1~15話、22話はチャン・シンチョン、16話~21話、23~最終話まではフ―・シンボー。2人ともに歌が上手い、高音が美しい!
とても印象的な歌声に、最後まで耳を傾けて下さいね。

【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。

中国ドラマ「光・淵」視聴はこちらから!

チャン・シンチョーが気になる方はこの作品もおススメ

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