あらゆるランキングで1位を総なめ!中国で社会現象を巻き起こした大ヒット時代劇中国時代劇「長相思」

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9・10・11月は「話題の中国ドラマ特集」と題して、注目の話題作品を紹介していきます。
現代劇に時代劇、ジャンルも多岐に渡りますので、是非お気に入りの作品を見つけてくださいね。

7月と8月に2回に分けてお伝えしてきましたが、見ていただけましたか?
今回が最後の紹介となる中国時代劇「長相思」。最後はドン・ウェイ目線で作品を紐解きたいと思います。

あらすじ紹介

皓翎(こうれい)国の王姫(おうき)・小夭(しょうよう)は母の国・西炎(せいえん)国で従兄(いとこ)の西炎瑲玹(せいえんそうげん)らと暮らしていたが、戦(いくさ)で母を亡くし玉(ぎょく)山に送られたことを機に、300年に及ぶ流浪の苦しみを味わう。身分と霊力と本当の顔を失った小夭は、辿り着いた清水(せいすい)鎮で玟小六(びんしょうりく)と名を変え男として生きることに。そこでの暮らしはつましくも平穏だったが、瀕死(ひんし)の状態の身元不明の男を看病したことから運命の歯車が動き出す。男は葉十七(ようじゅうしち)と名付けられ、命の恩人である玟小六に忠誠を誓い、玟小六を利用しようと近付いてきた辰栄(しんえい)国の軍師・相柳(そうりゅう)から守ろうとする。同じ頃、軒(けん)と名乗る人物が清水鎮に現れ酒屋を開く。その正体は小夭を捜し続ける西炎瑲玹だった。


【キャスト】

ヤン・ズー、ジャン・ワンイー、ドン・ウェイ、 タン・ジェンツー、ワン・ホンイー

見どころ紹介

ドン・ウェイとヤン・ズーの出会いは運命としか言いようのない出会いで、濃厚な時間を共有しただけに結び付きも深くなります。ドン・ウェイは最初からヤン・ズーへは愛情しかありません。神をあがめるようなまなざし。

ドン・ウェイはただひたすら優しく思い続けるのですが、優しすぎるため周りに騙されるので上手く進まない。すべてを捨てきれない煮え切らなさは否めないのですが、とにかくヤン・ズーの気持ちがすべての優先事項なので、ヤン・ズーのために先回りして色々と整える姿に惚れ惚れします。こんな人がそばに欲しい。

さらに、ヤン・ズーからのどんな無理な頼まれごとでも必ず「好(ハオ)。」と返事するのですが、その時の表情が喜びに満ち溢れ、愛情深くとても優しい。字幕にはほとんどの場合「喜んで。」と訳されるのですが、本当に喜んでいる姿がなんともいじらしい。
寵愛、溺愛、盲愛…ドン・ウェイの愛情はあらゆる言葉を使っても表せないくらい、
揺るがない愛。

唯一、ドン・ウェイだけがヤン・ズーと両思いになれるのですよね。ただし、「両思い=結ばれる」ではないので、ずっと切なさがまとわりつきます。様々な邪魔や嫌がらせが最後の最後まで離れていきません。悲しみから白髪が増えていく姿は見ているだけで悲しい。

ドラマを見ている視聴者にはヤン・ズーとの間の障壁は仕組まれたものであり、ドン・ウェイは悪くないのが分かっているので、ジレンマMAX。
簡単には添い遂げられない、すごくいじわるな脚本を考えたものだと、感服。

ちなみにですが、古琴演奏に挑んだドン・ウェイは、あまりに上手だったことから急遽すべてのシーンで実際に演奏することになったそう。イケメンは何でも出来る。

そして、最後になり本当に申し訳ないのですが、彼女のことに触れないわけにはいきません!!!
この作品はイケメン達も素晴らしいのですが、何と言っても主演のヤン・ズーの圧巻の演技力。泣ける場面の演出はすべてヤン・ズー、圧倒的な存在感。辛い過去を背負いながらも懸命に生きる姿は涙を誘います。男の時、女の時の演技の使い分けもさすがで、引き込まれる場面しかなく、時間を忘れました。

ドン・ウェイの運命はどうなるのでしょうか。
成就せず終わるのか、添い遂げられるのか?
色々と想像しながら、見進めてみて下さいね。

【配信スケジュール】
# 1~#16  7/8~毎日2話ずつ配信
#17~#32  8/5~毎日2話ずつ配信
#33~#48  9/5~毎日2話ずつ配信
#49~#62 10/2~毎日2話ずつ配信

一目でわかる相関図はこちら!

【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。

中国時代劇「長相思」視聴はこちらから!

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