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いよいよ12月、師走になりましたね。
12月、1月は「年末年始特集」として、年末年始の夜更かしに一気見したくなるような作品を紹介していきます。色々なジャンルの中国作品を楽しんでくださいね。
最初に紹介する作品は、11月にお伝えした「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」の続編「風起西州~烈風に舞う花衣~」です。
主演は引き続きグーリー・ナーザーとティミー・シューのカップル。
色々な苦難を乗り越え幸せに結婚した2人ですが、まだまだ前途多難は続くようです。
あらすじ紹介
婚儀を終えたばかりの裴行倹(はい・こうけん)が、ひそかに新しい屋敷を探しているらしい。崔(さい)夫人から、そんな情報を聞かされた臨海(りんかい)大長公主は、裴府に1人の奴婢を送り込む。雨奴(うど)と呼ばれるその娘は、陸琪娘(りく・きじょう)――すでにこの世を去った行倹の前妻と生き写しであるだけでなく、奏でる簫の音色までもがそっくり同じだった。「旦那様をお慰めします」と、行倹に近づく雨奴。「大長公主は策略家ね」。そうつぶやいた庫狄琉璃(こてき・るり)は、行倹と雨奴を伴い、挨拶という名目で“敵陣”へ乗り込むことに…。
【キャスト】
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ソン・ハンユー、リン・ズー、チェン・シンシュエン
見どころ紹介
グーリー・ナーザーは前回の男装の時の無邪気さは抑え気味で、新婚の若奥様といった風情が板についていて、美しさに磨きがかかっています。特に華やかな色合いの西州の衣装はとても似合ってて、デザインも素敵。柔軟に切り抜ける機転は健在で、その手腕に変わらず惚れ惚れします。

ティミ・シューも引き続きのイケメンっぷりで、戦いもすこぶる強い。窮地に立たされる場面も多いのですが、彼なりの正義を貫いていくところもさすが。言葉少なめで
ですが、ブレない心がカッコいい。

冒頭から女の戦いがバチバチで、震えます。新婚家庭でこんなに波風立ちますか?
って連続で、生きた心地がしません。
ハラハラと落ち着かないのですが、それがストーリーの面白さに繋がっています。
どこへ行っても陰謀の連続なのですが、グーリー・ナーザーとティミー・シューがバッサバッサと敵をやり込めていくのが痛快。

そんな2人と対峙する貫禄たっぷりの臨海大長公主は前作からさらにパワーアップ!
ずっと憎たらしいくらいに悪い人ですし、本人がいなくても他の人を操り、ずっとグーリー・ナーザーを追い詰めます。すごすぎる執着を目の当たりにしてください。

新たな登場人物のリウ・ドワンドワンは最初の登場から曲者感が否めない…のですが、これが見せかけで、内面はティミー・シューに負けず男気溢れる人物…今作で核となりますので、注目して見てくださいね。

唯一の救いなのが、グーリー・ナーザーとティミー・シューは前作より2人の場面が多く、仲違いせずいつもラブラブなところ。2人が愛おしそうに見つめ合っているだけで、ビジュが良すぎて見惚れます。目の保養。

さらに後半はラブラインが増えていきストーリーに愛が溢れますのでそんな愛を感じながら、2作品に渡り2人の紡いできた愛を見届けましょう。

一目でわかる相関図はこちら!


【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。




