今回は、ホンダの夢と情熱と歴史が詰まった世界で唯一のミュージアム「ホンダコレクションホール」を中野真矢が見学! ホンダの原点から、今日に至るまで、歴史を紡いできた名車の数々を見て回ります。
ホンダの原点

展示の最初に登場するのは、自転車にエンジンを載せた“原点の一台”。燃料タンクには、なんと茶筒を使用していたという驚きのエピソードも!
そして誕生したのが、伝説の「カブ号F型(1952)」。白いタンクに赤いエンジンで親しまれ、大ヒットを記録。ホンダは一気にトップ企業への道を駆け上がります。
デザインに込められた“日本の美”

宗一郎が京都や奈良の神社仏閣を巡って着想を得た「ドリーム C70(1957)」。
瓦屋根のように反り返ったリアフェンダーや、仏像の鼻筋から着想を得たタンクのデザインは“神社仏閣スタイル”と呼ばれ、のちに他社もマネするほどの人気に。
世界を変えたスーパーカブ

「女性でも気軽に乗れるバイクを」――そんな想いから誕生したのが スーパーカブ。
スカートでもまたぎやすい低いステップ、泥はねを防ぐフロントカバーなど、人の暮らしを考え抜いた設計が大ヒットの理由でした。
二輪から四輪、そして世界の頂点へ

1963年、ホンダは四輪市場に参入。軽トラック「T360」、スポーツカー「S500」、さらにF1にも挑戦! 参戦わずか2年で初優勝を果たすなど、世界にその名を轟かせました。
1979年には“新しい挑戦”を体現した「NR500」を開発。革新的な技術を盛り込みながらも苦戦を強いられたこのマシンは、挑戦を恐れないホンダ精神そのものです。
時代を彩った名車たち

バイクブーム真っ只中の1980年代、レーサーレプリカが大流行。
四輪では、世界初オールアルミボディの「NSX」(1990)、セダン感覚で乗れる新しいミニバン「オデッセイ」(1994)が誕生し、時代を切り拓きました。
2000年代には、ゴールドウイングに世界初となるエアバッグを搭載。16年もの開発を経て生まれた技術革新は、“安全”への真摯な挑戦の象徴です。
体験できるミュージアム

コレクションホールには、見て楽しむだけでなく 体験できる展示 も。
現行ゴールドウイングにまたがって記念撮影したり、HondaJetのコックピットに実際に座ったりすることも可能! “ホンダの夢”を全身で体感できます。
こはるん、モトクロス初観戦!

そして今回はもうひとつの大興奮企画。黒江こはるが元モトクロスレーサー・風間晋之介とともに全日本モトクロス選手権を初観戦!
30台以上が横一線に並び、豪快なスタートダッシュ。刻一刻と変化するコース、迫力のジャンプ。こはるんも「迫力がすごい!」と大興奮!
初めてのモトクロス観戦は、次回へと続きます――。
ホンダの“夢と挑戦の歴史”、そして迫力満点のモトクロス。
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