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7月に入ってもまだまだ続く「中国人気俳優特集」。
6・7・8月と3ケ月連続で中国の人気（イケメン）俳優の作品を紹介していきます。すでに知っていてファンの方も、これから知る方も、これを機会にさらに興味を持ってもらって、推しをたくさん見つけてくださいね！
今回は中国で大ブレイク中のジャン・ワンイーを紹介します。ものすごい勢いでスターダムを駆け上がっていますが、BS11+でも「愛しているのに」「風起花抄～宮廷に咲く琉璃色の恋～」を配信中ですので、是非ご覧ください。
作品ごとに印象が変わりますよね。どんな役でもこなせる安定感に加え、演技に引き込まれます。
そんな素敵なジャン・ワンイーですが、今回は大ブレイクのきっかけとなった超大作、大ヒット時代劇「長相思」を配信します。4人の最旬イケメンの中から、3イケメンの目線で3回に渡り「長相思」を紐解きます。最初はやはり「ジャン・ワンイー」編からですよね！
まずはアジア俳優名鑑からプロフィールを是非じっくりとご覧ください！
見どころ紹介
まずは、もし「ファンタジー」が苦手と思われている方がいらっしゃれば、この作品から見ることを強くおススメします。ストーリーが面白すぎて、ファンタジー感があまり気になりません。タン・ジェンツーが大きい白い鳥に乗っていても、違和感を覚えないくらいストーリーにのめり込みます！
冒頭でも書きましたが、この作品では4人のイケメンがヒロインのヤン・ズーに想いを寄せます。それもかなり温度の高い愛情です。その愛情がどんな風に変化していき、ヤン・ズーは誰と結ばれるのか？
全編を通じて流れるのは「切なさ」です。どの目線で切りとっても、ただただずっと切ない。回を重ねることに切なさは倍増につぐ倍増。終盤は涙なくは見られません。久々の号泣ドラマ。見終わった後に誰かと語り合いたくなります。
ジャン・ワンイーとヤン・ズーはいとこ関係。幼い頃にお互いに親を亡くし、兄妹のように育ったため、ヤン・ズーは「お兄ちゃん＋唯一の家族」という強い家族愛があり、ジャン・ワンイーは妹以上の深い愛情を抱えたまま、幼い頃に離れ離れになってしまいます。
再会するまでも胸締め付けられる場面が多々あるので、再会してお互いを認識した時に、ジャン・ワンイーの愛情は炸裂するのですが、ヤン・ズーの愛情は違う人に向けられているという悲運。
2人ともに自分のために動くことがほぼないんですよねー。常に自分よりも、相手のために…無償の愛。
特にジャン・ワンイーの一途すぎる愛情はどんどん重い執着へと変化していきます。これが同じ思いなら問題ないのですが、ヤン・ズーの家族愛とジャン・ワンイーの恋慕と種類が違うので、ある意味両想いなのですが、想いは交錯しない。
これならいっそのこと嫌われている方がいいのでは？とまで感じてしまう生殺し感。
ヤン・ズーを見るジャン・ワンイーの目からは、好き以外の感情が思いつかないくらいのまなざし。ジャン・ワンイーはこういうものすごい情熱と興味ゼロの冷淡さを併せ持った役がぴたりとハマります。ヤン・ズーとそれ以外。
成功の階段を駆け上がっても、本当に欲しいものが手に入らないジャン・ワンイー。
そんなジャン・ワンイーをたしなめるベテラン俳優の西炎王ホン・チャンロンがとても思慮深く、困った時の心のよりどころとなり、ストーリーに深みが出ます。
また、ヤン・ズーの妹で阿念役のダイ・ルーワーが、ジャン・ワンイーひとすじラブなのですが、ジャン・ワンイーには家族愛しかないという、これまたすれ違いの運命。彼女は最初、子供っぽい一面が全開でしたが、段々と大人になっていき、とってもええ子になります。ここも泣けるポイントです。
ジャン・ワンイーの運命はどうなるのでしょうか？
皇帝の座を選択するのか、それともすべてを捨てて愛情を手に入れるのか？
葛藤の末に彼が選んだ結末もまた切なさが募ります。
【配信スケジュール】
＃ 1～＃16 7/8～毎日2話ずつ配信
＃17～＃32 8/5～毎日2話ずつ配信
＃33～＃48 9/5～毎日2話ずつ配信
＃49～＃62 10/2～毎日2話ずつ配信
あらすじ紹介
皓翎（こうれい）国の王姫（おうき）・小夭（しょうよう）は母の国・西炎（せいえん）国で従兄（いとこ）の西炎瑲玹（せいえんそうげん）らと暮らしていたが、戦（いくさ）で母を亡くし玉（ぎょく）山に送られたことを機に、300年に及ぶ流浪の苦しみを味わう。身分と霊力と本当の顔を失った小夭は、辿り着いた清水（せいすい）鎮で玟小六（びんしょうりく）と名を変え男として生きることに。そこでの暮らしはつましくも平穏だったが、瀕死（ひんし）の状態の身元不明の男を看病したことから運命の歯車が動き出す。男は葉十七（ようじゅうしち）と名付けられ、命の恩人である玟小六に忠誠を誓い、玟小六を利用しようと近付いてきた辰栄（しんえい）国の軍師・相柳（そうりゅう）から守ろうとする。同じ頃、軒（けん）と名乗る人物が清水鎮に現れ酒屋を開く。その正体は小夭を捜し続ける西炎瑲玹だった。
【キャスト】
ヤン・ズー、ジャン・ワンイー、ドン・ウェイ、 タン・ジェンツー、ワン・ホンイー
一目でわかる相関図はこちら！
【筆者プロフィール】
Ｍ・Ｋ（BS11＋ アジアドラマ担当）
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋（ヤンヤン）に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ＞韓国ドラマ＞BLドラマ」の順で推し。
※アジア俳優名鑑
出典協力：Cinemart
中国時代劇「長相思」視聴はこちらから！
ジャン・ワンイーが気になる方はこの作品もおススメ↓
