京都画報第44回 「京都・書店の歩き方!―あなたの一冊を見つけに―」

紀行

今回のテーマは、京都・書店の歩き方。
学生や学者はもちろん、市民や外国人にも愛されている個性豊かな書店を紹介します。

内容紹介

冒頭から紹介する書店は”乙女の聖地”として一世を風靡した「恵文社 一条寺店」。
常盤さんもファンの1人で、京都に着いたら一番に向かっていたといいます。
店主独自の視点による品揃えで異彩を放ち、イギリスの新聞社が選ぶ「世界で最も美しい書店」ベスト10にも選出され、多くの外国人観光客も訪れます。

河原町三条の一角に「キクオ書店」という古書店があります。一見普通の書店ですが、中を進むと一番奥に知る人ぞ知る秘密の部屋があるのです。
2万冊以上の蔵書があるサロンが現れました。貴重な和本の数々や世界に12冊しかない希少な1冊などを目の当たりにして、常盤さんも感嘆の表情です。博物館にあるような本を手に取って見られる喜びがここにあります。

次に訪れたのは「キクオ書店」店主の前田智さんの弟・前田元さんが統括シェフをつとめる「Restaurant MOTOI」。「キクオ書店」で選りすぐった古い絵画を飾り、アートと料理を楽しめるギャラリーのようなお店を目指しているフレンチレストラン。
贅沢な空間で美味しい料理に舌鼓を打った常盤さんでした。

続いて特殊な印刷技術のコロタイプ印刷で有名な「便利堂」を訪問しました。なめらかで深みのある質感が特徴で、美術絵葉書などを制作しています。手書きのような風合いを再現できるため、仕上がりが本当に美しい。世界に2社しかない印刷技術、未来へと残したいですね。

最後に、常盤さんが憧れていた伝説の古書店にお邪魔しました。マンションの1室にしつらえた「アスタルテ書茶房」。幻想文学を中心とした独自のコレクションが並びます。実は一度閉店したお店を引き継ぎリニューアルしたのは20代の青年・西條豪さん。常盤さんとの本談議に花が咲きます。

「素敵な本との出会いを楽しみに、また京都を訪れたいと思います。」と結んだ常盤さんでした。

番組内ではそんな常盤さんの和やかな表情や素敵な着物姿をじっくりと見られますし、さらに常盤さんの気になるカフェ店を紹介するコーナーもあります。
ぜひ、番組をご視聴ください!

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