京都画報第39回「京都で劇場へ行こう!-伝統芸能から現代シアターまで-」

紀行

今回のテーマは、劇場を切り口に京都文化、古典芸能を紐解きます。
日本最古の劇場から寺社仏閣、住宅街に鎮座する能楽堂、ミニシアターまで、京都の様々なジャンルの劇場を常盤さんと一緒に巡っていきましょう。

内容紹介

まずは、日本の古典芸能の原点ともいえる「今様」に触れます。
平安時代に宮廷で流行した七五調の四句からなる歌謡ですが、元々は庶民に愛された芸能。二代目の石原さつきさんが今様を継承しています。
今様を目の前で観覧、いにしえの時代にタイムスリップしたかのような空間に、平安貴族にでもなったかのようと感慨深い常盤さん。贅沢な時間を過ごしました。

京都で芸能といえば、「南座」を上げる方が多いのではないでしょうか。その、日本最古の劇場を常盤さんが訪ねます。
「歌舞伎」以外の演目も積極的に公演しており、京都芸能の中心地。南座支配人に南座を詳しく案内していただきました。舞台から見える景色など普通では見られない映像は必見です。

次は能の世界。
案内役に京都の大人気劇団「ヨーロッパ企画」の代表・上田誠さんが登場し、「冬青庵能舞台」へ向かいます。
能楽師の自宅の一角に能舞台を設けたそうで、家の中とは思えない本格的な作りに常盤さんもビックリ。ここで上田さんと2人で観劇させてもらいました、なんと贅沢な!

能楽師の青木真由人さんの指導の下、上田さんは足で舞台の床を踏み鳴らす「足拍子」を、常盤さんは「仕舞」「サシ込み」「開き」の基本的な型を体験することに。常盤さんの体感の強さに青木さんから「お上手です!」の一言をいただきました。能を身近に感じ、見に行きたくなりますね。

次は常盤さんの案内で「アンダースロー」へ。こちらは「劇団地点」のアトリエです。
海外の戯曲を多く手掛け、国内外の賞を多数受賞している常盤さんの大好きな劇団。代表の三浦基さんと3人で演劇談議に花が咲きます。

「演劇の話をしていると、時間がたつのを忘れてしまう。」と常盤さん。
平安時代から今も進化し続けている芸能の都・京都。皆さんも劇場へ足をのばしてみませんか?

番組内では常盤さんの和やかな表情や素敵な着物姿をじっくりと見られますし、さらに常盤さんの気になるカフェ店を紹介するコーナーもあります。
ぜひ、番組をご視聴ください!

第39回「京都で劇場へ行こう!-伝統芸能から現代シアターまで-」はBS11+で配信中

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