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7/25~テレビ放送がスタートした韓国ドラマ「かくれんぼ」。BS11+でも配信が始まりますので、愛憎サスペンスを是非ノーカット版でご覧ください!
あらすじ紹介
大手化粧品会社メイクパシフィックで後継者として活躍するチェリン(イ・ユリ)。知性と美貌と家柄を兼ね備え、世間から羨望の眼差しを向けられるが、その裏には大きな秘密を抱えていた。チェリンは幼い頃、メイクパシフィックの創業者の孫娘スアの厄を移す身代わりとして、児童養護施設から引き取られた身寄りのない子だったのだ。ところがある日スアが誘拐されたことで、チェリンはスアの代わりとして生きることを強要される。その後家族として愛されることなく、会社の創業者である祖母に虐げられ、自分の感情を殺して一家の“駒”として生きるチェリン。会社の経営難のために財閥の御曹司 ジェサン(キム・ヨンミン)と政略結婚させられ、そこで財閥一族に仕えるウニョク(ソン・チャンウィ)と出会う。心を閉ざして生きる、似た境遇の2人の距離は徐々に縮まっていき…。一方その頃、娘を失い心の病を患っているチェリンの養母ヘラン(チョ・ミリョン)は、化粧品訪問販売員のヨンジュ(オム・ヒョ ンギョン)と出会う。そしてヨンジュに愛娘スアの面影を感じ、執着する。初めは迷惑がるヨンジュだったが、恋人のウニョクの心が次第にチェリンに向かっていることを知り、彼女を苦しめるためにある計画を企てる。
【キャスト】
イ・ユリ、ソン・チャンウィ、オム・ヒョンギョン、キム・ヨンミン
見どころ紹介
誘拐され行方不明となった女の子に代わり、韓国有数の大企業の後継者の座にのし上がっていく、力強いひとりの女性の闘いを描く。
イルイルの女王イ・ユリの真骨頂、愛憎劇。
愛憎劇の悪女を演じさせたら、右に出る者はいないのではないでしょうか?
「イ・ユリの愛憎劇」ってだけでも期待が高まる上に、相手役はこちらも愛憎劇イルイルと言えばのソン・チャンウィ。
もうこの二人が出ていたら、面白さは間違いありませんよね!

イ・ユリは不幸な過去を背負っていて、見た目は順風満帆に見えますが、その過去にいつもおびえて暮らし、血の滲むような努力をし続けています。
その中でどれだけ不幸が襲うのですか?ってくらい不幸が押し寄せます。
石にかじりついてでも決してあきらめない、愛情を求めて一生懸命生きる姿を応援せずにはいられません。もう頑張らなくていいよーとさえ思ってしまいます。

運命が入れ替わったもう一人のヒロインにオム・ヒョンギョン。
こちらも一生懸命に生きている部分は同じで健気さに同情していたのですが、憎しみに染まり少しずつ変わり始めます。なので形勢逆転で、一層イ・ユリに肩入れしてしまいます。

そんな二人に愛される、ソン・チャンウィ。微妙な三角関係が出来上がります。
最初は向上心たっぷりの野心家だったのですが、イ・ユリと接しているうちに本来の優しさが出てきて、顔付きも変わるくらい「憎」より「愛」が勝っていきます。

そして、今をときめくアン・ボヒョンやキム・ヨンミンの姿もあります。特にどこか初々しさの残るアン・ボヒョンは必見です!
また、キム・ヨンミンのダメな2代目がハマりすぎていて、たまにクスッと笑えます。


いい人を探すのが難しいくらいに、登場人物のほとんどが嫌な人たち。さすが、マクチャン。イライラが募ります。
見終わった後に、嫌な奴ナンバー1を語り合いたいくらいです。

人間の欲深さを隅々に感じる作品。お金や血縁の家族だけがすべてではないと信じて、結末を迎えたいですね。
一目でわかる相関図はこちら!

【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。