話題のショートドラマ、愛と裏切りの宮廷復讐劇!!中国時代劇「情刺 愛讐の宮廷」

ドラマ

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9・10・11月は「話題の中国ドラマ特集」と題して、注目の話題作品を紹介していきます。
現代劇に時代劇、ジャンルも多岐にわたりますので、是非お気に入りの作品を見つけてくださいね。

今回は初めてショートドラマを紹介します。
巷で話題のショートドラマです、中国でも増えてきていますね。1話が10~20分くらいなので非常に見やすく、クオリティも長尺作品と比べ見劣りしません。
中国ドラマの新潮流、話題のショートドラマ中国時代劇「情刺 愛讐の宮廷」をまずはご覧ください!

あらすじ紹介

皇位継承をめぐって起きた“昭天楼の変”で皇太子が殺され、その首謀者として五皇子は処刑、協力者とみなされた太医・顧尋安(こ・じんあん)一家も、一人娘の君遥(くんよう)以外は皆殺しとなった。やがて、顧君遥は復讐のために身分を偽り、大朝国の宮廷へ。そこで傍流として苦汁をなめていた七皇子・岳瑾宸(がく・きんしん)と出会い…。

【キャスト】
ホー・シュエンリン、イエン・ズーシエン、ガオ・ミンチェン、モー・ハン

見どころ紹介

日本に入ってきた初期のころの中国ドラマのような風合い。どこか昭和テイストを感じるレトロさもあり、演技の大袈裟感もあり、1周回って斬新にさえ感じる。

主演のイエン・ズーシエンは“ショートドラマ界の王子”と呼ばれています。
色気たっぷりの流し目に妖艶さを感じます。微笑んだ時と冷酷な時のギャップが激しすぎる。前半と後半での愛情表現の変化を楽しんでください。

ヒロインのホー・シュエンリン。大きな目が印象的で、愛憎を行ったり来たりするなかなかエネルギーのいる役を熱演。イエン・ズーシエンからの怖いくらいの愛情が一極集中。

恋敵にガオ・ミンチェン。イエン・ズーシエンのインパクトが強すぎて、存在感が薄まっているのが残念ですが、こちらもなかなかのイケメン。
第三皇子がなかなかの嫌味な役柄で、顔立ちさえも憎たらしく感じてしまいます。
それ以外でも出てくる悪人がみんな、うさん臭さ全開で勧善懲悪がとても分かりやすい。

ストーリーはタイトルからも「愛憎劇かな?」と思って見始めると、違う方向へ羽ばたいていきます。その方向が面白い。一昔前の日本の昼ドラを連想させるような内容で…とにかく見て下さい!

しかも物語が「これから!」って時に終わるので、次へ次への欲求が止まらない。
本編は短く見やすいのですが、24話が意外にも長く感じるくらい濃厚。この分数でこの話数でこれだけ詰め込んで、取っ散らかってないのが素晴らしい。衣装も豪華。
色々とツッコみながら、楽しんで視聴してくださいね。

【筆者プロフィール】
M・K(BS11+ アジアドラマ担当)
中国ドラマをもっとみんなに見て欲しい一心で普及活動中。一番最初に見た中国ドラマは「月に咲く花の如く」「武則天-The Empress-」。この2作品にハマり圧倒され、今に至る。生きているうちに楊洋(ヤンヤン)に会うことが夢。
年間50作品以上を見続けているその情熱をこの記事に落とし込む。とはいえ、韓流も好き。BLも好き。「中国ドラマ>韓国ドラマ>BLドラマ」の順で推し。

中国時代劇「情刺 愛讐の宮廷」視聴はこちらから!

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