黒谷友香、お庭つくります 第7回ガーデンDIY! 「素敵な小道をつくろう」

教養・ドキュメンタリー

ガーデニング初心者さんも、小道づくりから始めてみませんか?

ガーデニングに興味はあるけれど、どこに何を植えればいいのか分からない…。
そんなときは、「小道」を先に作ってみるのがおすすめ。
お庭の動線が決まることで、花壇や植物の配置も自然とイメージしやすくなります。

今回のテーマは、そんな“お庭の道しるべ”となる「小道づくり」。 DIYでガーデンを作り上げてきたERIさんのアイデアをのぞいてみましょう。

住宅街に広がる、DIYで作った約80坪のお庭

案内してくれたのは、YouTubeでも庭づくりの様子を発信しているERIさん。
園芸は苦手ながらも、DIYの技術とデザインセンスで、自宅のお庭を自らの手で作り上げています。

最初に目に入るのは、エントランスに設けられた手作りのアーチ。
鮮やかなブルーに塗られたフレームに、春には満開のフジが彩りを添えます。
見ごろは4月下旬。来年の参考にしたいポイントです。

ガーデンDIYの第一歩は“テーマ決め”から

お庭はメインガーデンと裏庭に分かれていて、2つをつなぐのが長さ約10メートルの小道。
この小道、なんとモルタル(水・砂・セメント)を使って手作りしたもの。
ヨーロッパの古い遺跡をイメージしながら、ひび割れや色味まで工夫して仕上げたそうです。

DIY初心者にとって参考になるのが、ERIさんのアドバイス。

「どんなテーマのお庭を作りたいのか、先に決めておくと考えがブレません。」

この姿勢は、ガーデンだけでなく人生のあらゆるプロジェクトにも通じる心構えですね。

お庭づくりは「頑張らない」くらいがちょうどいい

実はERIさん、もともとはベランダの植物も枯らしてしまうタイプだったそう。
そんな彼女がDIYにのめり込んだのは、「モノづくりが好き」という気持ちと、資格取得やDIYスクールでの学びがきっかけ。

仕事が忙しく荒れ放題になった庭も、コロナ禍を機に「頑張らずに楽しもう」と方向転換。
「プロになるつもりも、なれるはずもない」と思っていた中で、“自分なりにできる方法”を編み出してきたそうです。

うまくいかないことも、想像通りにいかないこともあるガーデニング。
でも大切なのは、「うまく作ること」よりも「お庭と一緒に暮らす楽しさ」。

DIYで作った小道の先に広がるのは、思い描いた理想のガーデンライフ。
あなたも、小さな一歩から始めてみませんか?

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